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「墨のある暮らし」ニワトリ&ペガサス

「墨のある暮らしで ちょっと素敵に。」

日本文化を代表する茶の湯

茶の湯といえば茶室です。

茶室でお茶をたてて、お客様をおもてなしします。

一般的な和室にもありますが、茶室には必ず床の間があります。

床の間には、掛け軸とお花を飾ります。

お茶会では、そのときのテーマや季節に合わせて、掛け軸と茶花の取り合わせを選びます。

そのスタイルを 水墨画と花で、現代の生活様式に合わせて茶室の床の間をコンパクトに表現できないかと考えました。

水墨画を掛け軸に表装して、掛け軸自体にお花を飾って、両者を一体化させるスタイルです。

掛け軸は「和」と考えがちですが、和室だけでなく、洋間に飾ってもおしゃれではないかと思います。

「にわとり」

全体サイズ:H36.5cm×W14cm
画材:はがき、墨、アーティフィシャルフラワー
時期:2017年

さらに、洋間にもマッチする茶室の宇宙空間を創り出そうと、今度は、水墨画をフレームに入れて、フレームに花をあしらって、茶室の床の間を現代の生活様式に合わせてコンパクトに表現してみました。

「ペガサス」

全体サイズ:H36cm×W33cm
画材:色紙、墨、アーティフィシャルフラワー
No.:18002-Sf
時期:2018年

掛け軸にしてもフレームにしても、これならば気軽に茶の湯の雰囲気を感じながらくつろいだり、素敵なティータイムを楽しむことができると思います。

日本茶のみならず、紅茶やコーヒー、カフェラテなどにもマッチすると思います。

日本酒やワイン、ビールでも美味しくいただけそうです。

墨を、もっと気軽に日常に取り入れて楽しんでほしい。

サブタイトルの「墨のある暮らしで ちょっと素敵に。」は、そんな思いからつけました。

ニワトリについて

このニワトリは、2017年、酉(とり)年の正月に描いた作品です。

ニワトリといえば、伊藤若冲のニワトリが有名ですね。

中でも「群鶏(ぐんけい)図」はよく知られています。

若冲が描くニワトリは、実に詳細で表情豊かです。

若冲は好きな画家ですが、私は水墨で筆の勢いを生かして一筆で描いたものが好きなので、あっさりと可愛らしく描いてみました。

ニワトリは色々な種類がいますね。

・白色レグホン
・ロードアイランドレッド
・名古屋コーチン
・比内地鶏
・プリマスロック
・軍鶏(シャモ)
・アローカナ
・烏骨鶏(ウコッケイ)
・チャボ

代表的なものだけでもこれだけいます。

じーっくり見てしまうと鋭い目をしていて怖いですが、お尻がプリッとして、フワフワしていてかわいいです。

今回の作品は、チャボのつもりで描きました。
チャボに見えるかな?(笑)


見る方には、この絵からニワトリの可愛いらしさを感じていただければいいなと思います。

ペガサスについて


伝説上の生物で、ギリシャ神話に登場します。


背中からは鳥の翼が生えていて、空を飛ぶことができる神獣とされています。

日本語表記では「ペガスス」や「ペガソス」とも表され、日本では「天馬」ともいわれます。

ギリシャ神話では、父親が海神ポセイドン、母親は、髪の毛が毒蛇でできているというメデューサアテネに髪を蛇にされてしまった!)で、ペルセウスによって首を切り落とされたメデューサの首からしたたる血から生まれたのが ペガサスとされています。

同時期に生まれたのがクリュサオルで、同様にメデューサの首からしたたる血液が砂漠に落ちてサソリを生み、海に落ちた血液からはサンゴができたといわれています。

ペガサスが星座になった理由

ペガサスは「ペガスス座」として星座の一つになっています。

日本では秋の季節に見ることができ、秋を代表する星座です

ペガサスの胴体部分を表す四角形は「秋の(大)四辺形」といわれています。

ペガサスは、イオバーテス王からキマイラという名の怪物退治を命じられた勇者ベレロフォンに捕らえられ、ベレロフォンを背中に乗せて一緒に怪物退治に出かけました。

ペガサスは気性が激しいので捕らえるのは困難でした。

ベレロフォンは女神アテネから授かった「黄金の手綱」を使ってペガサスを捕らえたといいます。

ペガサスに乗ったベレロフォンは空中から矢を放ち、見事キマイラを退治しました。

これが最初の怪物退治でしたが、その後も怪物退治に成功し続け、そのうちベレロフォンはうぬぼれが増幅し、神になろうとペガサスに乗って天を目指します。

これを見た神々の王ゼウス(神話中最高位の神)がベレロフォンを戒めようとして放った1匹のアブがペガサスの腹を刺しました。

驚いたペガサスは、ベレロフォンを振り落として、ベレロフォンは墜死し、ペガサスはそのまま天に昇って星座になったといわれています。

ペガサスとユニコーンの違い

ペガサスは、ギリシャ神話に登場する伝説の生物で、羽の生えた神獣馬ですが、ユニコーンは、旧約聖書などに登場する伝説の生物で、一角獣と呼ばれ、額の中央に一本のらせん状の角を持った、馬に似た幻獣(羽はない)のことです。

ユニコーンは、
見た目は幻想的で優雅ですが、どう猛な生き物のようです。

ただし、純潔の女子の前ではおとなしくなり、その懐に寄ってくるという習性があるといわれています。

最初は、「羽ありペガサス」と「羽なしで角ありユニコーン」が描き分けられていましたが、あるときから「翼と角をもつユニコーン」が登場し、ごちゃまぜに描いたものが見受けられるようになりました。

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